皮脂欠乏性湿疹とは、乾燥した皮膚に生じる皮膚疾患のことです。
皮膚が乾燥する状態は乾皮症と呼ばれているので、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
皮脂欠乏性湿疹(ひしけつぼうしょうしっしん)は、皮脂腺が未発達の小児と退化していく高齢者に多い皮膚疾患です。
冬の乾燥した季節になると、皮脂欠乏性湿疹に悩まされる人が多いようです。
時期としては、11月・12月が最も多く、10月・1月・2月・3月が続きます。
梅雨時期前後の5月から夏の終わりの9月は少なくなります。
年齢層では、皮脂腺が未発達な10歳未が一番多く、次に多いのは50歳代以上になります。
男性と女性を比較した場合、男性の方が多いようです。
皮脂欠乏性湿疹ができる体の場所では、背中やお腹、そして足の脛の部分が多いですね。
チョット見た程度では、赤みやボツボツもありません。
しかし、寝ているうちにかき過ぎて、肌が荒れているケースもあります。
皮脂欠乏性湿疹の肌は、赤ちゃんや若い人の肌のように、瑞々しくツヤツヤとはしていません。
肌がカサカサとしています。汗と皮脂が適度に混じりあった、天然クリームとも呼ばれる皮脂膜が少ない状態の肌です。
乾燥肌(ドライスキン)の人は、保湿クリームで肌をカバーすると皮脂欠乏性湿疹を予防できます。
乾燥した季節は、肌の状態を見て保湿クリームで肌の乾燥を防ぎましょう。
皮脂欠乏性湿疹の、特徴と注意点を紹介します。
皮脂欠乏性湿疹は、肌の乾燥が原因ですが、皮膚の乾燥の改善の為に水分を多く摂取しても症状は改善しません。
お風呂に入って、体を洗う時に注意点があります。
ナイロンタオルの使用や石鹸を多く使用すると、症状を悪化させます。
素手で洗うこと、そして石鹸を使う回数を減らすことがポイントです。
皮脂欠乏性湿疹の、症状を改善させる室内環境は湿気です。
室内に加湿器を設置する、観葉植物を置く、水槽などを置く等工夫をして、室内の湿度を上げることで症状が改善します。
皮脂欠乏性湿疹の症状がある人は、服にも注意が必要です。
刺激の強い衣服は症状を悪化させます。肌に優しい衣服を選びましょう。